NHK「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の“ご当地銘菓SP”では、全国で愛されている定番おみやげを、「お金の目線」で深掘りしていました。
「おいしい」で終わらず、売り上げ・製造数・作り方の工夫までを数字で見せてくれるのが、この回の面白いところです。
この記事では、番組に登場した銘菓のポイントを見返しやすく整理しました。
見終わったあとに
「結局どこが面白かったんだっけ?」
と振り返りたいときに読んでください。
今回の結論!銘菓は“数字”を見ると、面白さがぐっと増える
この回のいちばんの見どころは、銘菓を「味」だけでなく、
売り上げ・製造数・作り方の工夫まで、数字で見せてくれたところでした。
「へえ、そんな規模で作ってるんだ」
「そこに、ちゃんとお金の工夫があるんだ」
――そんなふうに、見方が一段変わる回だったと思います。
番組で登場した銘菓を、まずはざっくり整理すると👇
- 北海道:白い恋人
年間売上 約130億円/年間 約2億枚 - 鹿児島:ボンタンアメ
年間 約1億2000万粒/年間売上 約8億円 - 福岡:にわかせんぺい
累計10億枚以上/年間売上 約3億円 - 静岡:うなぎパイ
シリーズ累計 年間製造8000万枚超/工場は1日 約20万枚 - 山梨:信玄餅
手作業の包み/詰め放題でフードロス対策 - 山梨(進化版):水信玄餅
賞味期限30分・通販不可/1シーズン売上2000万円超 - 東京土産 or 福岡土産論争枠:ひよ子
1912年誕生 → 1964年 東京進出
ここからは、それぞれの銘菓について、
番組で紹介された「お金のヒミツ」を順番に振り返ります。
白い恋人|年130億円の理由は「量」と「出会い方」にあった
北海道の白い恋人は、まず数字のインパクトが段違いでした。
- 年間売り上げ:約130億円
- 1日83万枚/年間 約2億枚を製造
おみやげの定番とはいえ、
「ここまでとは…」と思った人も多いはずです。
番組では、
「外国人観光客が選ぶ日本のおみやげお菓子ランキング」でも常に上位
という話も出ていました。
国内だけで終わらない人気、ここが強い。
そこで紹介されていたのが、“出会い方”の工夫。
- 2006年から、各地の空港免税ショップに展開
- 海外の人が手に取るチャンスを意識的に増やしている
「いい商品を作る」だけでなく、
どこで出会わせるかを考える。
数字が伸びる理由が、すっと腑に落ちる場面でした。
そして地味にいいなと思ったのが、
工場併設売店のオリジナル写真プリント缶。
- 旅の記念
- ギフト
- 推し活用途
「おいしい」だけでなく、
選ぶ楽しさまで設計しているのが伝わってきます。
ボンタンアメ|“重力”を味方にした工場の仕組みが、すごく合理的
鹿児島のボンタンアメは、
工場の工夫が「お金の番組らしい」銘菓でした。
- 年間 約1億2000万粒
- 年間売り上げ 約8億円
- 1日 約47万粒を製造
注目ポイントは、製造の流れ。
生地を練り上げたあと、
上の階の蒸気釜 → 下の金属製冷却板へ落とす工程が紹介されていました。
つまり、
- 機械を増やすのではなく
- 上から下へ自然に流れる動線を作っている
設備投資より、流れの設計。
見ているだけで「なるほど」とうなずいてしまう合理性でした。
にわかせんぺい|“顔”が忘れられない。10億枚超のロングセラー
福岡のにわかせんぺいは、
まず累計10億枚以上という数字に驚きます。
- 年間売り上げ:約3億円
派手にバズり続けるタイプではないのに、
ずっと売れ続けているのが本当にすごい。
そして、やっぱりあの“顔”。
- 元ネタは、福岡の郷土芸能
「博多仁和加」で使われるお面
かわいいだけでなく、
地域文化そのものがデザインに乗っているのが強いですよね。
サイズ展開も面白い。
- 大サイズ:男面のみ
- 小サイズ:男面/女面/ウインク面
- さらに限定コラボも展開
定番を守りつつ、
話題の入口もちゃんと作っている。
ロングセラーの理由が見えてきます。
うなぎパイ|大量生産なのに中身は職人技。9000層は想像以上
静岡のご当地銘菓といえば、という声で多かったのがうなぎパイ。
- 昭和36年誕生
- シリーズ累計 年間製造 8000万枚超
“うなぎ”の要素も本格的で、
- うなぎの頭や骨からスープを作成
- それを乾燥させたうなぎパウダーを使用
そして、ここからが本番。
- うなぎパイ職人:約50人
- 生地を折りたたみ、伸ばす工程を繰り返す
- 最終的に9000層
あのサクサク感は、
ちゃんと理由のある食感だったわけです。
- 工場では1日 約20万枚
- でも中身は、職人の手の積み重ね
ここは、かなり見返し価値の高い場面でした。
信玄餅&水信玄餅|廃棄コスト3000万円を「詰め放題」で価値に変える
信玄餅といえば、
きなこ×黒蜜の定番銘菓。
番組で印象的だったのは、
- あの包み紙が
両メーカーとも手作業で結ばれていること
ひと手間が、
信玄餅らしさを支えているんですね。
さらに紹介されたのが、名物の信玄餅詰め放題。
- 賞味期限が近い商品を活用
- 背景には
年間 約3000万円の廃棄コスト
詰め放題を始めたことで、
- コスト対策
- フードロス削減
- 観光コンテンツ化
と、価値が一気に変わった、という話でした。
進化版として登場したのが水信玄餅。
- 2013年発売
- 賞味期限 30分
- 通販不可/その場で食べる体験型
- 1シーズン売上 2000万円超
短い賞味期限を、
弱点ではなく「特別感」に変える。
ここも、カネオくんらしい着眼点でした。
ひよ子|「東京土産?福岡土産?」論争に、番組が整理を入れてきた
最後は名菓ひよ子。
番組では、
「東京と福岡の両方で愛されている」前提で整理されていました。
- 発祥:1912年/福岡県飯塚市
- 1964年:東京オリンピックに合わせて東京進出
- 東京駅に直営店を開き、東京土産として定着
さらに、
- 東京版/福岡版は別工場
- 焼き上げ温度は東京版のほうが低い
- 湿度の違いに合わせた調整
だから形にも違いが出る、という説明でした。
「どっちが本家か」で終わらせず、
環境に合わせて最適化している。
この着地が、すごくカネオくんらしい。
まとめ
今回のご当地銘菓SPは、
数字と工夫で一気に振り返れる良回でした。
- 白い恋人:130億円/2億枚
- ボンタンアメ:1日47万粒/重力動線
- にわかせんぺい:10億枚超/文化アイコン
- うなぎパイ:職人50人/9000層
- 信玄餅:廃棄コスト3000万円 → 詰め放題
- 水信玄餅:賞味期限30分 → 体験化
- ひよ子:1912年誕生/1964年東京進出/湿度対応
どれも、
「売れ続ける理由」がちゃんと見えてきます。
あなたの推し銘菓はどれでしたか?
