テレビを見ていて「ナレーションの言い方、強くない?」とか、
「なんか結論を誘導されてる気がする…」って思ったことありませんか?
僕(20代後半・一人暮らし)も、以前はナレーションを“正解”として受け取りすぎて、SNSの反応まで含めて疲れてしまうことがありました。
特にテンポが良い番組ほど、ナレーションが上手で、気づいたら“その空気”に乗ってしまうんですよね。
でもナレーションの役割を知ってからは、
「なるほど、ここは説明」「ここは盛り上げ」と分けて見られるようになり、モヤっとする回が減りました。
今回は、ナレーションの役割と、どこまで信じていいかの距離感をやさしくまとめます。
結論は「疑う」ではなく、補助として使うがちょうどいい、です。
1) ナレーションの役割は3つ:整理・テンポ・空気作り
ナレーションは、ただ説明してるだけじゃなく、番組を成立させる重要パーツです。
役割1:情報を整理する(迷子防止)
- 誰が何をしているか
- 企画のルールや状況
- 今の見どころ(何がポイントか)
初見でも理解できるのは、ナレーションのおかげな部分が大きいです。
特に出演者が多い番組や、VTRが切り替わる番組は、ナレーションがないと状況が把握しづらいですよね。
役割2:テンポを作る(間を整える)
テレビは“間”が長いと、視聴者が離れやすいです。
そこでナレーションが、場面と場面をつないでテンポ良く進めます。
- 次の展開の予告
- 状況のまとめ
- 短いツッコミ(軽い補足)
このテンポ作りのおかげで見やすい反面、視聴者の気持ちもスーッと運ばれます。
役割3:空気を作る(盛り上げ・感情の方向づけ)
感動、緊張、笑い…
雰囲気を作るために、言い回しや声色が工夫されます。
ここがポイントで、空気作りが入ると、同じ映像でも「すごく見える」「ドラマチックに見える」ことがあります。
ナレーションが“印象”を強くしがちなのは、このためです。
2) ナレーションを信じすぎると疲れやすい理由
ナレーションが強いと、脳がこう受け取りがちです。
- 「これが結論なんだ」
- 「ここが正しい見方なんだ」
- 「こう感じるべきなんだ」
でも番組は娯楽でもあるので、必ずしも“唯一の見方”ではありません。
ナレーションを100%正解として受け取ると、SNSの意見や空気ともぶつかって疲れやすいです。
「自分はどう感じたか」が置いていかれます。
僕も以前、ナレーションで盛り上がって、そのままSNSを見て、さらに熱量が上がって…とやっていたら、気づいたら疲れていました。
楽しいはずなのに消耗する。これ、あるあるだと思います。
3) 疲れない距離感:事実は「映像・発言」、印象は「ナレーション」
おすすめの整理はこれです。
- 事実に近いもの:映像で見えたこと/本人の発言/結果や数字
- 印象に寄るもの:ナレーションの言い回し/BGM/テロップの煽り
たとえば、
「すごい!」「衝撃!」は印象。
「成功した」「順位が出た」は事実。
この切り分けができると、ナレーションに引っ張られにくくなります。
“冷める”のではなく、疲れないんです。
4) 「強い言い切り」が出たら一旦保留でOK
ナレーションやテロップで強い言葉が出たときは、頭の中でワンクッション置くとラクです。
- 「史上最高」→「番組として推したいポイントなんだな」
- 「衝撃の展開」→「驚きポイントがあるかも」
- 「まさかの結末」→「予想外っぽく見せたいんだな」
保留にすると、楽しさは残しつつ疲れが減ります。
“盛り上がり”に乗ってもいいけど、全乗りしない。これがコツです。
5) ナレーションを味方にする見方:要点回収に使う
ナレーションは、使い方次第で時短になります。
おすすめは「要点回収」として使うこと。
- 企画の目的(何をする回?)
- 現状(いま何が起きてる?)
- 結果(どうなった?)
この3点を拾うのに、ナレーションは便利です。
特に“ながら見”のとき、ナレーションが要点を言ってくれると助かります。
6) こんなときは注意:ナレーションが強く感じる番組の特徴
「今日はナレーション強いな」と感じるとき、だいたいこういう要素があります。
- 短いVTRをつなげてテンポを最優先している
- 企画の対立構造(勝ち負け・比較)が強い
- 感動や驚きを強調する演出が多い
- “煽りワード”が頻出する
こういう回は、ナレーションが盛り上げ役として全力になりやすいので、視聴者側も「印象と事実を分ける」を意識すると疲れにくいです。
まとめ:ナレーションは“補助”。印象と事実を分ければ疲れない
ナレーションは番組を分かりやすくする一方で、印象を作ります。
- 役割は「整理・テンポ・空気作り」
- 信じすぎると疲れやすい
- 事実は映像・発言、印象はナレーションと分ける
- 強い言葉は一旦保留
- 要点回収の道具として使う
次にナレーションが強く感じたら、
「これは空気作りかも」と一度置いてみてください。
テレビがラクに楽しめます。
